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静岡編

我が街の「働キング・働クイーン」

我が街の「働キング・働クイーン」とは

地域愛にあふれ、活性化の役割も担っているUターン・Iターン経験者、その名も“働キング・働クイーン”。

今回は、神奈川県から静岡県へIターンしたラフティングの元日本代表、吉永浩亮さんが登場。
現在彼が働く富士宮市のクラフトビール醸造所で、地域の魅力や移住・転職した理由などについてお話を伺いました。

「遊びも仕事も自然とともに」
ラフティング元日本代表が富士山の麓で見つけた理想の居場所

プロフィール
  • 働キング
  • 吉永 浩亮さん
  • 年齢
  • 31歳
  • Iターン歴
  • 2年
  • 職業
  • クラフトビールの製造・販売
  • UIターンのきっかけ
  • 自然が身近にあり、富士川でラフティングができるため

静岡県は山、川、海、街、なんでもある“田舎”

静岡県の東部に位置し、都内から車で、または電車と新幹線を乗り継いで約2時間半で到着する富士宮市。
富士山の麓に街が広がっているため、年間を通じて美しい富士山を眺めて暮らすことができます。キャンプの聖地として有名な朝霧高原もありシーズンには全国からキャンパーが訪れる、近年賑わいを見せる地域です。

吉永さんが移住したのは2年前。大学時代から始めて日本代表に選ばれ、世界2位にまでなったラフティングのプロを引退した後のことでした。8年間拠点としていた神奈川から移住を決意したきっかけは、パートナーが働いている富士宮市に度々訪れ、自然豊かな地域の魅力に惹かれたからだと言います。

「現役時代は世界中の川でラフティングをやっていたので、自然の中で暮らしたいという気持ちは元々ありました。富士宮市には日本三大急流の一つである富士川があってラフティングが盛ん。合宿で何度か来たことがあって馴染みもあり、引退後も大好きなラフティングが続けられると思ったのも移住を決めた大きな理由ですね」と吉永さん。

さらに、少し足を伸ばせば海まで行けたりと、静岡県自体の自然の豊かさも気に入ったそう。

転職を決めたのは「自然と
共生しながら価値を生み出す」
という 会社のビジョンに共感したから

吉永さんの働く『フジヤマハンターズビール』はクラフトビールの醸造所。仕込み水に富士山の湧水を使い、ビールの原料である大麦やホップなどの作物は無農薬で自社栽培。さらに野生のイノシシやシカを狩猟して、ジビエ料理も提供しています。地球になるべく負荷をかけずに生産活動をしている点にも魅力を感じて転職を決意したのだそう。

自社生産のコシヒカリを使用したビール「FUJIYAMA HUNTER'S BEER 年貢」

「ラフティングは風や川の流れに乗ることでタイムを競う、自然に味方してもらうスポーツです。選手生活中はいつも自然のことを考えていました。だから現役引退後もお金のために働くというよりは、緑豊かな場所で環境に優しい企業で働きたいと思っていたんです。そんなとき、富士宮市で活躍する人として今の会社の代表が取り上げられているフリーペーパーを見て、ここだ!と感じました。自然と共生しながら価値を生み出していきたいという代表の想いに強く共感したんです」

吉永さんの日々の業務は、ビールの樽詰めや缶詰めなどの出荷作業から、配達、店舗のスタッフ、イベント出店など多岐に渡ります。さらに、ビールの原料となる大麦や米の栽培、養蜂、冬には狩猟と「一次産業から、それを加工して商品化し販売するまでの一端を任せてもらっています」とのこと。

「自分たちで原料を栽培することで輸入する際のCO2の排出を少しでも減らせますし、蜂蜜をフレーバーに使っているものも自社で養蜂して調達しています。自分たちの手の届く範囲で集めた素材でビール作りができていることがとても楽しいです。地球に対して負荷をかけず仕事ができるのが、自分にとって一番ストレスが少なくて、働きがいを感じます」と笑顔で語ります。

働いていて感じる都会との違いについては、「特に農業や狩猟を行う時、地域の方に教えてもらうことが多くて、仲良くなりました。趣味でやっている家庭菜園についてアドバイスしてもらうこともたくさんあります。小さなコミュニティに来たはずだったのに、世界が広がっているのが面白いなと感じています」と、周りの人とのつながりの強さが仕事や生活の充実度に直結しているそう。

休日は富士川でラフティング三昧!

移住前の神奈川県では、休日は疲れを癒すために家で過ごすことが多かったという吉永さん。今では、休日も自然と共にあります。「ビールの仕事が休みのときは、副業として富士川で行うラフティング体験のガイドをやっていて、修学旅行で来た学生や一般のお客さんのサポートをしています。予定がないときにも川に来ますね。一人で川下りしたり、川原でキャンプして映画を見たり。山に行ってのんびりしたり。移住前はなかなか時間がとれなくて遊べなかったので、やっと楽しい休日を過ごせるようになりました」と語ります。

移住して、仕事だけでなくプライベートも充実するようになった吉永さん。今では富士宮市の居心地が良すぎて、とても満足している様子。「仕事のイベントで都会に行くと人が多くて疲れてしまうので、ここは自分のいる場所じゃないなと思います(笑)。コンクリートジャングルで生活するより、会社で飼育しているヤギと一緒にお昼ご飯を食べてるときの方が心地よくて幸せを感じるんですよね。車を10分も走らせれば市街地があるので買い物で苦を感じることもありませんし、いきなり誰もいない山奥のような場所に住むより、田舎暮らしを始めやすいのも良かったです。富士宮市で暮らし始めて、本当に心身ともにストレスなく過ごせています」

Uターン・Iターン転職希望者へのアドバイスと1日の
流れ

「移住に関する補助金はたくさんありますが、年齢や住む地区、職業など条件が多いことを知って自分は利用しませんでした。お金に縛られすぎてしまうと有意義な移住はできないと思うので、自分が気に入った土地でやりたい職業に就くのがベストだと感じています!」

吉永さんのスケジュール

将来は“なんでもできる田舎のおじさん”を目指しているという吉永さん。
Iターン転職したことで、自分の考えに合った働き方や生き方をできるようになった彼の姿は、輝いていました。
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